コンクリート技士とコンクリート診断士の違いは、まずコンクリート技士は、コンクリート構造物の建設に関わる立場の資格です。
レディーミクストコンクリートなどの製造、コンクリート構造物の施工に従事する技術者を対象とした資格です。
コンクリート診断士は、コンクリート構造物の診断や維持管理に関わる立場の資格です。
コンクリート構造物の調査・診断業務に従事する技術者などが対象となる資格です
コンクリート技士の合格率は25〜30%程度です、それに対しコンクリート診断士の合格率は20%以下程度です。
しかしコンクリート診断士受験者の大半がコンクリート技士その他の資格取得者です。コンクリート診断士は一定レベルの受験者に対する合格率ですから、比較的難関に分類される試験であると思います。
コンクリート技士試験は、例年11月下旬に行われています。受験申込みの受付期間は8月上旬からとなっています。
コンクリート診断士試験は、例年7月下旬に行われています。しかし、コンクリート診断士は、試験の前に実施される2日間の講習会を受講しないと受験できませんので、注意が必要です。
コンクリート診断士の講習会の受講申込みの受付期間は1月中旬からとなっています。
日程が変更されることもありますので、コンクリート技士とコンクリート診断士の受験の際は必ず(社)日本コンクリート工学協会のホームページで確認してください。