コンクリート ブロック

コンクリートブロックの知識

コンクリートブロックの知識が学べます.このサイトではコンクリートブロックの種類や価格、サイズ・寸法などを紹介しています。さらに、コンクリートブロックの積み方、メンテナンスからコンクリートブロックに関わる資格なども紹介しています。

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コンクリートブロック塀に関わる用語(コンクリートボンドとは)

コンクリートブロック塀に関わる用語としてコンクリートボンドの紹介をしたいと思います。コンクリートボンドとは文字どおりコンクリート同士をくっつけるボンドです。他にもコンクリートと木・レンガ・もちろんコンクリートブロックにも接着することができます。
一般的な使用方法は以下の通りです。
・接着面のゴミ・サビ・油、及び塗料を落とし、よく乾燥させる
・下地面のバリや不陸を取り除き、出来るだけ平滑にする
・ヘラやコテなどで接着する片面に、やや厚めに塗布する
・強い接着力を必要とするものやノンスリップ、木レンガ、胴縁の場合は全面に塗布する
・吸音板、ボード類などの軽量物の接着には、線状または点状に塗布する
コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロックとモルタル

コンクリートブロック塀などのコンクリートブロックを使う上でじゅうようなのがモルタルです。コンクリートブロックの目地につかったり使ったりとパパの日曜大工には重宝します。
モルタルとは簡単にいえばセメントと砂、水の混合物です。その混合比は正確に言えば、コンクリートブロック塀などに使う目地モルタルでは、セメント1に対して細骨材(砂)2.5〜3の割合です。また、充填モルタルではセメント1に対して細骨材(砂)6〜7の割合になります。
ここで、日曜大工のお父さんに一言アドバイス。。セメントと水、砂を混ぜたとき、水が多すぎたりセメントが多すぎたりして粘度がいまいちの時はなるべく砂を混ぜることで調整してください。水やセメントで調整していくとモルタルの量がどんどん増えていくことになります。
コンクリートブロック塀を作る際のアドバイスを一言。目地幅は1cmが標準です。それ以上は強度が落ちたりうまく水平にまっすぐコンクリートブロックを積むことが難しくなります。


コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロック塀にかかわる用語(白華・中性化・凍害とは)

白華(エフロレッセンス)とは主に水に解けたセメントのアルカリ成分が、空気中の炭素ガスなどと結び合ってコンクリートブロック表面に白く現れる化学反応です。この現象はコンクリート製品の宿命ともいわれていて、コンクリート製品の見栄えを悪くしますが、コンクリート製品の強度などの性能が悪くなることはありません。
中性化(炭酸化)とはコンクリートブロック、目地モルタル、充填モルタルはセメントを使用して固めてありセメント成分は強いアルカリ性(PH12.0〜13.5)を示しています。しかし長い時間をかけて空気や雨などにさらされ、空気中の炭酸ガスや酸性雨などによってアルカリ成分が分解されて、PHが低下し8.5〜10.0程度にな下がる現象をいいます。この中性化が進むとコンクリートブロック塀の内部に配筋されている鉄筋がさびやすくなり、さびが進めば鉄筋の強度が落ちコンクリートブロック塀の倒壊につながる危険な状態になってしまいます。
凍害とは2つのケースがあります。一つは、コンクリートの固まり始めるころに、コンクリートの中の水が凍ったり、解けたりの繰り返しでコンクリートの強さが弱くなったり、コンクリートの表面の部分から壊れはじめたりする現象で「初期凍害」といわれたりもします。もう一つは固まったあとのコンクリートの中で、少量の含まれた水が凍ったり、溶けたりを何百回も何千回も繰り返して、コンクリートの状態を徐々に悪くする現象です。

コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロック塀にかかわる用語(モルタルとは)  

コンクリートブロック塀において、基礎の次に大切なのは目地などに使うモルタルです。
目地モルタルとはコンクリートブロックを積むときに使うもので、コンクリートブロック同士をくっつける役目をします。積み上がったコンクリートブロックが1枚の壁としての強さや塀として長くもたせるためには、隙間がなくコンクリートブロック周囲全体にモルタルが行き渡ることが重要になってきます。
充填モルタルとは、コンクリートブロックの空洞部に入れられた鉄筋の周りに詰められるものと、隣り合うコンクリートブロック部分にできる空洞部(たて目地)の部分に詰められるものがあり、いずれもコンクリートブロック塀を一体とするため、また鉄筋のさびなどを防ぐ重要な役目をします。
ちなみに、日曜大工などでお父さんがモルタルを作る場合に一番困るのがモルタルの調合だと思います。理想的なモルタルはセメント1に対して砂2.5〜3の割合で混ぜるといいと思います。この割合ですがそんなに厳密に量を測ったりしなくても大丈夫です。大体の割合でも日曜大工程度ならけっこううまく出来るものですよ。

コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロック塀にかかわる用語(控え壁・透かしブロック・かさ木とは)

コンクリートブロックを高さ1.2m以上積む場合は控え壁をつくる必要があります。控え壁とは地震などの横からの力に抵抗するためにつくられる壁です。この控壁は高さ1.2m以上のコンクリートブロック塀に必要で、長さ方向に3.4m以内ごとにつくります。控え壁は、コンクリートブロック塀と一体とするために基礎や配筋も同じようにつくります。
透かしブロックとはコンクリートブロック塀のデザインや、風通しにためにつくられたいわゆる飾りのコンクリートブロックです。多くの透かしブロックは、長方形で鉄筋が入る溝がありません。したがって、これを連続して並べたり多用するとコンクリートブロック塀の強度上重要な鉄筋が入らなくなったりするので透かしブロックの多用は厳禁です。
透かしブロックを使うときは、配筋用の溝があるものを使ってください。
かさ木とはコンクリートブロック塀の一番上におく五角形状のブロックで、塀の中に雨水が入り鉄筋を錆から守りコンクリートブロック塀を長持ちさせる役割があります。このかさ木は屋根のような形をしておりはっきり言ってよくポロッととれます・・

コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロック塀にかかわる用語(地盤・地業・基礎とは)

地盤とはコンクリートブロック塀をたてる地面のことで、当然塀が沈んだり傾いたりしないような地盤の固さが必要になってきます。
また、基礎から一体となったブロック塀が地震などで転倒しないように横から支えるのもこの地盤(簡単に言えば固い地面のこと)です。
地盤が決まれば、次は地業です。地業とは地盤上に直接砕石などを敷いて、モルタルを用いて基礎の下を固める作業です。
地業の次は基礎です。基礎は耐久性のある鉄筋コンクリート(コンクリートブロック塀の高さが1段か2段の場合モルタルで基礎を作る場合もあります。)でつくります。コンクリートブロック塀において一番重要な部分になり、この基礎は塀と一体となって地震でも倒れないように、土の中に35cm以上埋めなければなりません。この埋め込む深さを根入れ深さといい、法律で決まられています。
基礎は地盤の固さ(強さ)により長方体(I形)やL形や逆T形とします。

コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロック塀にかかわる用語(モルタルとは)

コンクリートブロック塀を造るのにかかせないものにモルタルがあります。具体的にどこに使っているかというとコンクリートブロックとコンクリートブロックをつなぐ目地に使用しています。
モルタルとは、セメントと砂とを混ぜて水で練った素材のことです。このモルタルに砂利を混ぜるとご存じコンクリートとなります。
コンクリートブロック塀の目地はもちろん外壁に塗ったり、土間に仕上げ材として使われるほか、石やタイル張りの下地にも使われています。
モルタルの特徴として施工しやすく、コストが安く、また防火性能があるので一般によく用いられています。欠点としては収縮性が高く、広い面積を塗る場合、目地を設けないと収縮亀裂が発生してしまいます。
また、セメントのみを水で練った物は通称「ノロ」と言い。あまり強度はありませんが、きめ細かいのが特徴でタイルの目地やモルタルのひび割れの補修などに使います。


コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロック塀にかかわる用語(異形鉄筋とは)

コンクリートブロック塀に関わらず、コンクリートを扱ううえで重要なのが鉄筋です。鉄筋と一言でいっても実際によく使われているのは、異形鉄筋(いけいてっきん)とよばれるものです。
異形鉄筋は建物の構造用材料のひとつで、鉄製の棒を圧延して表面にリブや節と呼ぶ凹凸の突起を設けた棒状の鋼材のことです。丸鋼に対して異形のため丸鋼と区別して呼ばれているようです。
鉄筋コンクリート構造はもちろんコンクリートブロック構造の補強など幅広く使われています。特にこんくりーとブロック塀などの軽微な構造物では呼び径10mm程度の異型鉄筋をコンクリートブロックの継ぎ目部分に縦に配置し、数段毎に水平方向に配置し、コンクリートブロックと鉄筋の隙間にモルタルを充填することでその強度を向上させています。
ちなみに、垂直方向に配置する鉄筋を縦筋(たてきん)、水平方向に配置する鉄筋を横筋(よこきん)と呼びます。

コンクリートブロック塀にかかわる用語

コンクリートブロック塀にかかわる用語(コンクリートブロックとは)

まずは基本的なコンクリートブロックとは、配筋のための空洞をもつコンクリート製のブロックのことで、その種類・品質はJIS A 5406で規定されています。
コンクリートブロック塀に使われるコンクリートブロックの種類は、一般にB種かC種と呼ばれるものを使うのが一般的です。
コンクリートブロックにはいくつか種類がありその代表的なものは、奥が塀の水平端部に使われる隅用ブロック、中央が横筋を入れられるよう溝を付けられた横筋用ブロック、コンクリート塀の頂部に使われるかさ木ブロック、向こう側が見えるすかしブロック、門柱に使われるブロックなどがあります。また、表面に化粧を施した化粧ブロックがあります。この化粧ブロックは一般にJISに沿ってつくられた同等品として使われています。
最近のコンクリートブロック塀はすかしブロックやかさ木ブロックなどを使った塀よりも化粧ブロックを数段使いその上にフェンスなどを使った塀が主流になってきています。




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